上っ面の嘘の塊にしか見えなくてなんだかどんどん冷めていくのがわかる。
そしてみんながあげているSNSの写真はどこかでみたことがあるものの真似ばかりで
羨ましくもなんもなかった。
なのになんだか泣けてきて傷ついてるようなきもした。
どこにそれを思ったんだろう。
女神の告白室にて24時間自由にみなさんからの投稿
お待ちしています♪
よのなかの
ありとあらゆる醜い側面や
ありとあらゆる次元の低い争いめいたことを前に
どれくらい立ち尽くしては絶望して、涙してきたかわからないような人生
呆然と
理解できないやりとりに
自分のなかの愛のほうが、もしかしたら
虚偽なのでは?
数えきれぬほど、そう思ってきた。
そしてそのたびに、苦虫を噛み潰すようにしてずるずると這ってその絶望と疑いから
ぎりぎりの淵に、服の袖をひっかけるようにして
わたしはどこかへ浮いた。
そこには、希望だとか真実だとか愛だとか
キラキラ美しいときめいた何かよりも
もっと、本当にもっと
哀しみをめいっぱい含ませた
愛とよぶにはあまりに哀しい、鈍い、慈しみがある。
そのすべてを「理解」するというよりは
見渡して、そして許し、受け入れ、なお、愛す
自分の中に、何かまだ癒されていない傷が疼くんじゃない
それは、なんだか泣けてきて傷ついてるようなきもちがする、愛なのだ。
そのくらいに、この世界にはまだまだ痛みや偽物の愛に似たなにかや、
豊かさをマネしただけの豊かさ
いろいろなものが覆っていて、それを多くの人が称賛する場所が、やまほどある。
だからこそ。
わたしたちは、本物を信じないといけない。
その悲しさは、
本物の証拠なんだ。