コンセプト、エフィアス

 

アクアエスリスの

わたしの仕事の

そのコンセプトが数ヶ月かけて出来上がってきたのは

2016年の春のことだった。

 

 

 

あれから一年半

 

 

 

ストーリーの後半を

何度もなんども直しながら言葉を選び
自分が変化するたびに

違和感はないかどうか確認して

書き直した

 

 

 

そして翻訳をお願いしたものが

そのあと完成して

 

それをひたすら読み続ける、

そらで言えるくらいにまで

繰り返し

繰り返し練習した、

一年だった。

 

 

 

 

読むごとに、

 

英語の表現のしっくりこない部分を

自分の言葉に直す作業を延々と繰り返し

 

最後、

それが完成した時の喜びは忘れられない。

 

 

 

 

そしてそのあとも

読んで、読んで、毎回微妙な発音の誤差を直してもらい

読んで、読んで、

直して

 

そして

どこかのタイミングで
ついに、録音することにしたのだ。

 

 

 

 

完璧になることは、一生ありえないかもしれない。

あと一年練習すれば、幾分かは正確になるのかもしれない。

 

 

でも自分のなかの

いろいろな限界と相談して
自分にとって

ひとつの節目でもあったこの7月半ばを目指して

 

不完全でもいいから、

録音してそして
世に出すことに決めた。

 

 

 

前々から動画のCGデザイナーの妹に頼んできたのだが、

通常の仕事が忙しいこともあって

 

断られ続けてきたのを

いよいよ

土下座する勢いでお願いし

 

 

翻訳と発音矯正をずっと担当してくれていたayuさんに最後無茶を言って

チェックをお願いし

 

声やラジオの練習に付き合ってくれてきたディレクターのMに

BGMを選んでもらった。

 

 

 

 

さいご、

自分の声を、

繰り返し聴きすぎて

もはや吐きそうだった。

 

 

 

 

声を聴くのはまだしも、

それを自分の最も苦手とする
編集作業に時間を費やさねばいけないところにヘドがでそうだった。

 

 

それは、

 

自分の声を預けたMお願いすることもできたかもしれないが、

 

英語であるといこともあり

10回同じ一文を読んだ中から

 

 

一つだけを選び出す作業

 

それは、

自分でやらねばいけなかった。

 

 

 

 

ほとほと嫌気がさして

最後もう、やっつけ仕事になっていたら、

 

どうしようと思ったが

それでも

どこかで諦めて
終わらせなければ前には進めない。

 

 

 

 

なんとかぎりぎりで仕上げわたしは、

目を閉じたまま、

シンガポール経由でニュージーランドへ飛んだ。

 

 

そこは美しい場所であった。

 

声の編集ソフトのことは考えなくてもよかった。(笑)

 

 

 

向こうにいる間に

Ayuから最終チェックの返事が来ていたが、

もうわたしはその時点で直すつもりはなかった。

 

 

 

全ての気力を使い果たした気がしたから、
間違いがあってもおかしいところがあっても

そのままでいいやと思い、飛んだのだ。

 

 

 

「通して聞いてみると、改めてコンセプトが心に響きました。

最後の方は涙ぐんじゃいました。」

 

 

と、

修正アリの通知とともに書いてあって

わたしはほっとした。

 

 

 

90点で十分だと思った。
涙ぐんでもらえただけで、120点だ。

 

 

 

 

 

それから発音の練習もだし、

声を出すこと自体からしばらく離れたかったので

一切自分の声を聴くことも辞めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

妹が盆で帰省し

細かいデータ指示の件で

必要事項を伝えねばいけなくなったので

 

 

昨晩

録音して録ったものを

録った時以来、初めて通しで

聴いた。

 

 

 

改めて聴くと、

 

雑音があちこちに入っており

間が思っていたよりも狭いところや不自然なところ

 

穴だらけなのがよくわかった。

 

 

 

 

それでもそれを、

 

文字を追いながら

噛みしめるように自分の声を聴きながら

ストーリーを読むと

 

 

最後の最後まで

 

 

これまで一生懸命練習をして

細かいところも

本当に小さな音の端々まで

 

ていねいにていねいに直して

積み重ねてきたものが

 

きちんとそこに

載せられているのを耳にして、

 

 

 

身体中にそのエネルギーがが染み渡り
おもいがこみ上げた。

 

 

 

 

 

 

これは、わたしの全てなのだと

ほんとうにそう感じた。

 

 

 

 

このストーリーには

わたしの全てが詰まっていて

 

 

 

それだけではなくて

 

英語の翻訳の

英語という言語をとおして伝えようとしているものも合わさって、

全てで

 

 

 

そして、自分がそれを

自分の声に乗せて

自分の身体を震わせてかたちにしたものが最後合わさって

 

 

そして、またすべてなのだと

そう感じた。

 

 

 

 

アクアエスリスのコンセプトは

エフィアス、だという。

 

 

 

 

その世界にひとつだけのephiasという6文字に

わたしの全てが詰まっている。

 

 

 

 

それは、

わたし自身でもある。

 

 

エフィアスは、

会社名でもブランドコンセプトでもなんでもなくて

 

わたし、そのものなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

これまで関わってくれた人全てに

感謝がとまらない。

 

 

 

 

この名を与えてくれたデザイナーさんをはじめとする
全てのひとのおかげで

ここまでこられたようなものだ。

 

 

 

引き受けてくれた妹の元で、

それはそのうちまたあらたに、

かたちになるだろう。

 

 

 

 

 

まだ完成していないけれど

わたしの担当するところは

ほとんど終わり

あとはひとの手に委ねられることになる。

 

 

 

 

 

これまでコンセプトを手にとってくださった方も

まだのかたも
ぜひ完成したら

聴いていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

いま絶望のふちにいる方も

なにかを乗り越えたい方も

祭りまっさかりの方も

 

この世で生きとしいけるもの全てにむけて

 

わたしの全てをこめた

みじかいストーリ

 

 

 

 

お手元にある方は

 

繰り返し、

ぜひ読んでくださいね

 

 

 

 

てかぽ湖のアンビリバブリー絶景な、ただの空。
この頃はもはやコンセプトのこととか完全に忘れてたわ笑

 

 

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