”Be Emotional”

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Taoの幼馴染、Emma. 1歳になって産まれた街へ訪れたとき。

 

 

 

わたしは、本来ものすごくEmotionalな人間だ。

 

「感情」に、支配されて、生きてきた。

でも、それを自由自在に操れるようになったのは、

 

本当に最近だ。

 

今も昔も、 Emotional にはかわりない。

 

 

 

 

Emotional というのは、英語で、

そのまま「感情的」という意味だが、

 

 

 

たとえば  ” He is emotional.” といった具合に使うときは

ほとんどネガティブなニュアンスを含むことが多い。

 

 

 

 


 

 

今日ふとしたときに、

前の旦那さんが、わたしの聞いていた曲を

 

 

「めずらしいね、マイちゃんがそういう曲聴くなんて。」

 

と言ったことを思い出した。

 

 

日常的にわたしが聴く音楽は、

静かでリラックスしたジャズとか、
ゆったりしているピアノのクラシックとか、
優しいけれども無愛想な、アンビエントとか、

 

どちらかというと
淡々としているものが多い。

 

 

 

好きなアーティストは?

と聞かれると、毎度答えることができないが、

 

 

自分にとっての小さな一皿が、

今も昔も
「キャベツだけ入ったペペロンチーノ」

 

であるのと非常によく似たように、

 

この Bill Evans の Peace Piece を

お守りのように持ち歩いている。

 

 

 

 

その日私が聞いていたのは、
歌が入っていて、比較的色彩の濃いピースだった。

 

もちろんポップスも日本の歌謡曲も
好きなものはジャンル問わず
聴く私だが、

 

言葉の趣味も、音楽の趣味も
とてもセンスの良かった彼の言葉に、

 

 

思わず、

 

 

 

 

“Why?”

 

 

 

 

と、聞き返した。

 

 

 

 

返ってきた返事は、

 

 

「なんていうか、その曲は
どちらかというとEmotional、だろ?」

 

 

 

だった。

 

 

 

 

わたしは彼の言葉の使い方が

とても好きで、

 

 

わたしたちは、日本語と英語の間を

いつも行ったりきたりしながら、

 

言葉遊びを慈しみ、楽しんだ。

 

 

 

 

 

だから、ひとつの「音」を、

「曲」を、 “Emotional” と表現したそのときの
彼との会話が、

 

ちいさく輝く石ころみたいに、

わたしの記憶の引き出しの奥に

 

いまだに大切にしまわれている。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

話はかわり、

 

ルームメイト募集の広告には、

 

よく、

 

 

「ペット禁止。パーティ禁止。宿泊客禁止。」

 

 

みたいな文句が書いてある。

 

 

 

”No smoking,  ”

”No pet,”

 

みたいな並びのなかに、

 

 

”No Drama, ” 

 

 

というのがあるときがある。

 

 

 

この、 “No Drama”

 

というのは、つまり、

わたしたちのよく知っているテレビの「ドラマ」であり

お芝居とか、演劇とか言った意味だが、

 

 

なにを指しているかというと、

 

 

「ドラマのようなゴタゴタ、トラブル禁止」

 

 

という意味である。

 

 

 

平和に、仲良く静かに部屋をシェアしたい人は、

 

 

“No party, No guests, No drama. ”

と、書くわけだ。

 

 

 

 

“Emotional” であることは、

” Drama ” を引き起こす。

 

 

 

 

わたしはテレビを見ないし本も読まないし、
映画もほとんど見ないのだが、

 

 

昔から「ドラマ」とか「小説」で
繰り広げられる世界よりも、

 

自分のリアルな人生で起こって感じていることのほうが、

よっぽどドラマチックだ

 

 

と感じながら生きてきたことが理由にある。

 

 

 

だから、フィクションのストーリーを追うよりも、
現実世界をこの足で生きることのほうが、

 

よっぽど刺激的だといつも思いながら、

 

ひとつひとつあますことなく経験させてもらっている。

 

 

それも、今も、昔も
ずっと変わっていない。

 

 

 

 

 

 

Emotional であることは、

Drama を引き起こす、

 

 

と書いたが、

 

 

いま、「感情」をある程度

自由自在に操ることができるようになってきて、

思うこと。

 

 

 

それは、

 

「感じること」がたやすくなると、

人生は

それだけで、

 

虹色になり

 

それだけで、

情緒溢れる体験に満ちてきて、

 

 

 

そして、「 Drama」が必要なくなるということだ。

 

 

 

 

イライラしたり、トラブルを起こす人は、
“Emotional” と描写される。

 

そこには、 Drama がつきまとう。

 

 

 

でも、本来の “Emotional” は、

むしろ、

 

わたしたちを、Drama から解放してくれるのだ。

 

 

 

トラブルが起きるときは、

「感情」を押さえつけたり、ごまかしている場合が多い。

 

 

 

素直に自分の

「感情」とつながってゆくことは、

 

トラブルフリーの人生へと、

 

つながってゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感情的であれ。

 

 

自由の先には、

 

平和な世界が、待っている。

 

 

 

 

Be Emotional,  and let the drama go.

 

 

 

 

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