by まいの先生
10月に発達障害の診断を受けてから、いろんなことが変わったと思う。
見える景色ががらりと変わり、いままで世界を眺めては
なんであんなに変なんだろう?
と小さな頃から疑問に思い続けてきたことの
答え合わせをするみたいに。
なにかを伝えようとするときが、いつもスムーズにいくとは思わない。
気づいているひとたちが、まだこれから気づく人たちに、光を与えていって
”いい方向に”変わり続けるこの世界。
そういうときにいつもわたしは、いつか昔に
「世界は平じゃなくてまるいんだ」と言い続けたひとのことを思い出す。
きっと、「世界がまるいとか意味わかんないこと言ってるこの人」
そう言われ続けて、牢屋に入れられて、それでも
世界はまるいから、世界はまるいと言い続けるしかなかった人
それはそれは孤独だけど、世界がまるいと、ほかのひとよりも先に気づいてしまったから
しょうがないんだって。
死んだあととかずっと後に、
誰もが「世界はまるい」ってことに気づく日
その日にむけて祈るみたいにして、伝え続けるだけ
「発達障害」なんて切り口は、表層のほんとちょびっと見えてる氷山の一角みたいなもんで
ひとが、本来の姿で、本当の自由のもとで、調和をみつけて生きるっていうこと
それには、子供も大人も男も女も日本も世界も障害も健常も
どんな垣根も越えて、気づいていかないといけないことが山ほどあるんだと思う。
それを、未来へつなぐために、えっちらおっちら、生きてるよ。