セラピスト

 

 

セラピストって、何だろう。

 

嫌な言葉。

 

だれが、そんなおそれおおくも、

あなたを癒すことができますなんて、言うんだろう。

 

 

 

 

いつか、自分が女神を請け負うことを決めたとき

それはそれは泣いた。

それはそれは泣いて、

 

それはそれは、嫌だった。

 

 

そんなおおきな役割を担うなんて

 

 

ごめんだ、と本当に思った。

 

 

 

 

 

 

3月に、

ああ、もうセラピストなんてやめようと

そう思ったとき

 

 

わたしは肩の荷を下ろして、自由になりたかった。

 

 

 

それでも必要としてくれるひとがいた。

 

それでも、私がいて、道に迷わずにすむひとを見ていた。

 

 

 

それは、とても、辛いことだった。

 

 

 

 

自分ができることから目を背けることを続けて、

わたしは軽く、楽に、何もしないことを続けた。

 

 

 

それでもひとは、

 

 

私がいて、道に迷わずにすんで、

 

そこから何かを得ていた。

 

 

わたしがいて、ひとが幸せに向かっていく。

 

 

 

それは、

 

とても、

 

辛いことだった。

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、不幸でいても、幸せでいても、

 

 

ひとは、そんなわたしから何かを受け取っている。

 

 

 

 

いつか、自分が女神を本当の意味で請け負うことを決めたとき

 

 

それはそれは泣いた。

 

それはそれは泣いて、抵抗して、戦って、

 

どうしてもそれを防ごうとした。

 

 

 

そんなおおきな役割を担うなんて

ごめんだ、と思ってわたしは水辺で泣いて

 

 

 

その日、その場所にいた全員が、

 

 

洗われて、そして清められて、

 

 

そして真っ青な沖縄の夏の空のしたで、

 

 

癒された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、ものを壊すことが得意なのだ。

 

 

壊すことしか、知らない。

 

 

 

 

壊したくないのに、

わたしのそばにくるものはみな、

 

 

粉々に一瞬で壊れてゆく。

 

 

 

 

それは、とても、とても、

怖いことだった。

 

 

 

 

 

そっと、大切に、

しようとがんばるのに、

 

 

それはかたっぱしから壊れゆく。

 

 

 

 

 

 

 

セラピストが何をするひとなのか、わたしは知らない。

 

 

女神が何をするひとなのか、

わたしはもちろん何もしらない。

 

 

 

 

 

そばにこないでほしかった。

 

何もかも辞めて、

 

わたしは普通に幸せになりたかっただけなの。

 

 

 

 

 

 

わたしが泣けば、

 

世界が洗われることを

知ってる

 

 

 

わたしに触れると、

なにかが壊れて

 

 

 

そして必ず

 

新しい芽がそこに出でることを

わたしは知っている

 

 

 

 

 

それは、

 

わたしのちからではどうしようも変えることができないの

 

 

 

ほんとうはやりたくなくても、

 

他に生き方を知らないし、

 

 

 

ただ

 

そういう性質だから

 

 

 

 

 

 

だから、

 

わたしを生かして

 

 

 

 

 

 

そこは危なく見えるけど

 

 

 

守られている

 

 

 

 

 

 

だってわたしは、

 

何かをこわしたあとに

 

 

 

もっといいものが生み出されるその

 

完成された姿が

 

 

 

見えるのだもの

 

 

 

 

 

 

それを癒すちからだと呼ぶなら

そうだし、

 

 

 

それがセラピストとしての才能ならばそうだし

 

 

 

 

それが女神としての使命なら

 

 

 

多分そうなの

 

 

 

 

 

 

 

もう一度、

できることをすると決めてから

散々泣いたわ

 

 

 

 

 

 

いやでいやでいやで、

 

 

泣いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、

なにもしらない女神

 

 

 

セラピストがなにをしたらいいのか

 

教えてくれるのは

あなたよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1 Comment

  • ふみ Posted 06/02/2017 15:53

    まいさん、私は、まいさんの存在に癒され、救われ、道に迷わずにすんだ人のひとりで、

    そして、まいさんのことが大好きです。

    私にとって、

    まいさんは、(ニューヨークにある)自由の女神。

    真っ暗闇の中、ニューヨークの女神像のように片手に炎(愛)の灯を持って

    「こっちだよ~!」って示してくれる。

    そんなイメージです。

    私が、自分の中心からブレた時、

    私が、闇の中で、本音も自分を大切にすることも

    見失いそうな時

    いつもまいさんとまいさんのブログはそこに居て

    愛の炎の灯で、

    どこへ向かえばいいのかを見せてくれる

    真っ暗闇の中で、

    もう一度、自分の中心に立ち返ることを見せてくれる。

    ありがとう。

    まいさんの存在に心からありがとう。

Commentする

投稿時メールアドレスは表示されません *は必須です