紺色のリボン②

 

 

1月1日に恋人へ送った、メッセージ
紺色のリボン ①続き

 

いつものパターンで
なくそうなくそうとすればするほどドツボにはまるなら、

今度は逆を行ってみようと

 

とことんしつこく好きでいることに振り切ることにしてみたの

 

 

逆の立場を想像してみて、

もう自分の中では関係が終わっていて
返事もできない相手から

変わらない様子で

”まいのことを想ってひとりでするよ”とか
メールが届き続けたら
それほど
いたたまれないことはないなあとも思うんだけど

 

 

今更そういうところに惨めさも通り抜けているし
散々泣いてきたし

どう思われようが、実際そうだったとしても仕方ないか、

くらいには思いつつ。

 

 

 

 

身体が疲れているときは
セックスが時々したくなりますね

 

12月半ばは体調不良でそれどころじゃなかったので

大阪で抱き合ったときのことを想ったわ

 

眠るときに「しよう」と思ってすることはあまりないんだけど

一度眠って、ふと目が覚めたときにしたくなって

 

そのままあなたと話をするようにして

抱き合うようにして
した

 

 

普段日々を過ごしていて

”本音”みたいなものって
とても見えづらくて

 

だから逢って抱き合うときって
言葉もいらなくなったりとか

本当に感じてることを素直に言いあえたりとか

すると思うけど

 

数日前のその夜も、
わたしはひとりだったけどそんな感じだった

 

 

 

 

 

長い間わたしのなかのテーマは、「永遠」についてだったの

 

 

これを自分のなかでどう、

着地していいのかどうしてもわからなくて

 

その「永遠」が壊れてしまうのが、
またはもしかしたら

すでにそんなものが無いことを受けいれることが

どうしてもできなくて

 

なんとかその”永遠”を、本物にしたいと思ってたのね

 

 

 

 

それはちょうど、
あなたに「恋」をしていた状態にきちんとピリオドを打って

恋に終わりを告げて

そして「永遠の愛」にシフトするような、

そんなイメージ

 

 

 

 

生花の寿命は持って数日でしょ
だから美しいんだけど

でもあっというまに消えてなくなる儚さ

 

 

それを、プリザーブドフラワーみたいにして

ずっと綺麗を保つ不自然なやりかたがあったり

写真に撮って永遠に眺めたり
または記憶にしっかり止めたり

香りを抽出して、オイルにしたりとか

 

方法は色々ね

 

そんな感じかなあと想像しながら

時間をかけて

なんどもなんどもトラックを周るようにして

 

自分の中にまだ存在しなかったそれを見出そうとした

 

 

 

 

あなたがもう二度と、

 

振り向いてくれなくても

 

それでもわたしは好きなまま朽ちていくわっていう感覚は
前から、最初からずっと、あったのね

 

 

そういう意味ではすでに自分の気持ちはある種”永遠”だったけど

ひとりでしたその夜

 

声に出して、あなたと抱き合ってるつもりで

 

出てきた言葉を追ったの

 

 

 

 

”舐めて”

から始まって

こんな体勢になって

こんなふうに舐めてって

もっとこうして
やさしくして

 

って順番に

そしたらたくさん、出てきたわ
本音が

 

 

 

 

 

いろんなことを素直にずっと言ってこなかったんだなあって
思ったし
まあでもそれは、これから時を重ねて逢うたびに
交わしていけばいいやって

焦っていなかったのもあるけれど

 

 

 

だから今こんなメールの中で
文字で伝えるのも本意じゃないし
今更?遅すぎるのかなっていう気持ちもあるけれど
並べてみるね

 

 

 

 

 

舐めて
もっとやさしくして
もっと好きでいて
わたしのことだけ、ずっと好きでいて
他の人のことをすきにならないで
この先わたしに恋人ができても結婚して子供を産んでも
わたしのことだけを好きでいて

 

そんなにイラつかないで
もっと舐めて
キスして
もっと、キスして
二度と、離さないで
下着つけたまま 優しく触って
ショーメの指輪、買って
いきなり服、脱がないで
わたしにも、脱がせたり着せたりさせて
私のこともっと、知って
もっと、感じて
考えないで
感じて
時間かけて、優しく触って
もっと、わたしに何かさせて
口を塞がないで
キスして
ゆっくり愛させて
優しく抱きしめて

 

他の誰も好きにならないで
わたしのことだけを好きでいて
他の誰にも見向きもしないで
一生わたしのそばにだけいて
わたしのことだけを見ていて
ずっと永遠に
絶対に離さないで
何があっても
そばにいるって
約束して

 

この先何人恋人ができても結婚して子供を産んでも
永遠にあなたのことだけを
愛し続けるわ

一生あなたのそばにだけいるわ

 

 

 

 

わたしね

あなたに最初に

”ずっと自分のそばにだけいて”って

言われたとき
正直どうしていいか、わからなかった

 

 

”200年後もお互いずっと好きでいよう”って言われたときも

嬉しかったけど
舞い上がってただけで

 

自分のなかにはそういうのがなくて
そんなこと、わたしは口が裂けても言えないなって

そう思ってたの

 

 

でもいまになって、

妄想の中であなたと抱き合ってたら

自分のなかから同じことばがちゃんと出てきて

 

そしたら

 

 

ことばにはうまくできないけど

 

どうしてもわからなかったことが
少しだけ、感じ取れた気がした

 

 

 

もうこの先逢えるのかどうかすらわからなかったけど

その夜
ちゃんと言いたいことをあなたに伝えられて

 

 

 

今まで大人ぶって素直になれなかった分も含めて

そのままの望みを声に出すことができて

 

それで、もう大丈夫だって

 

 

やっとそう

思えたの

 

 

 

あなたとの関係を
終わらせたいわけじゃなかったから

少なくともそう思ってたから

 

だから失うのがどうしても怖かった

もっと素直に、

言いたいこと言えばよかったな

 

 

 

 

 

 

あのね

わたしのことだけ、どうかずっと
好きでいて

 

 

 

ほかの誰にも、永遠を誓わないで

わたしにだけ、手を振って

身体が疲れたら、わたしのことだけを抱いて
キスして

 

 

 

綺麗な空をみたら、わたしのことを一番に想い出して

ほかのだれのことも
好きにならないで

わたしの側にだけずっと いて

 

 

わたしの元に、
帰ってきて

 

 

 

 

7月から今まで

しつこいわたしのメールに
まいにちまいにち

 

耐え続けてくれてありがとう

 

 

自分のこと書かないでって言われたのに
やくそくやぶって、ごめんね

 

 

勝手に、恋人よばわりして、ごめんね

 

 

 

 

 

もう

わたし、

 

大丈夫だから

 

 

 

どうか

自由になってね

 

 

 

ずっと、

好きでいさせてくれて

ありがとう

 

 

 

 

わたしのこと

 

永遠に

忘れないで

 

 

 

どうか

忘れないでね

 

 

 

 

メールの送信ボタンの

紙飛行機のマークを押したら、

 

 

スマイソンのリボンを

ほどくわ

 

 

 

 

 

Commentする

投稿時メールアドレスは表示されません *は必須です