錬金術 ”好きの向こう”

 

 

 

 

自分が「すき」であることを、止めると

ずっと苦しいままである。

 

苦しいから、ひとは、「好き」をやめようとする。

 

 

 

「好き」は実は、味わい尽くして上昇できる、

苦しさと同じように感じて抜くことができる類の感情である。

 

 

そこで「好き」をやめてもいいが、

できることならその「好き」を味わい尽くして抜けて、

そして愛の次元を一段上昇してほしい。

 

 

 

好きで好きで好きで好きで

たまらなく苦しいとき

 

 

 

 

深くて果てしなく広がっていく純粋な愛情を

 

錬金術でピカピカにそぎ落とすことができる

紙一重のところに、

あなたはいる。

 

 

 

そこで

 

好きで好きで好きで好きで、

そして最後

 

あまりに苦しくて

 

好きすぎてあまりに苦しくて

手を離してしまったとき

 

諦めてしまったとき

 

「好き」を放棄してしまったとき

 

 

そこには純金になる直前に

ぎりぎりまで熱せられたのちに

 

 

もう一度冷えて鈍い色に戻ってしまう。

 

 

 

 

 

 

がっかりすることはない。

 

 

その向こうにある世界を

見に行きたければ

 

 

 

また、

そのうち

 

 

誰かを好きになればいいさ。

 

 

 

 

しぶとさだけが取り柄の
錬金術師より

愛を込めて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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